第5回:一流と組むという戦略

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この仕事をしていると、つくづく感じることがあります。

「全部わかる人間なんて、いない」

法務、税務、財務。
金融マーケット、M&A、ファイナンス。
さらに税務の中でも、相続税や所得税は極めて重要です。

こうして並べると、「すべてを理解していなければならない仕事」に見えるかもしれません。

本来であれば、弁護士であり、税理士であり、公認会計士でもある。
そんな人間がいれば理想でしょう。

しかし現実はどうか。

私はこれまで、そのような“スーパーマン”に一度も会ったことがありません。
そして、自分自身がそうなれるとも思いませんでした。

むしろ、早い段階でこう考えるようになりました。

「一人でやるから限界がある」

銀行員時代から一貫して大切にしてきたのは、
一流と組むという考え方です。

自分一人で完璧を目指すのではなく、
それぞれの分野で本物の力を持つ人と組む。

自分は、広く浅くでもいいから全体像を理解する。
そして、本当に重要な場面では、最適な専門家とチームを組む。

このスタンスでやってきました。

振り返ると、これまで本当に多くの方に助けられてきました。

知名度があるかどうかは関係ありません。
肩書きでもありません。

「本物かどうか」

その一点で人と向き合ってきました。

一流のプロと一緒に仕事をすると、
自分の限界を思い知らされることがあります。

同時に、自分一人では絶対に到達できないレベルの仕事ができる。

この経験を何度もしてきました。

だからこそ、今ははっきり言えます。

一流と組むことは、“逃げ”ではなく“戦略”である。

一人で抱え込めば、どこかで必ず歪みが出ます。
しかし、信頼できる仲間と組めば、その限界は大きく広がる。

これまで築いてきたアライアンスは、
私にとってかけがえのない財産です。

そしてこれからも、
一流の仲間とともに、目の前の仕事に向き合っていきたいと思っています。