「300万円を惜しんだ結果、株価が7億円上がってしまった会社」
私は銀行員時代を含め、これまで数百件を超える事業承継提案を行ってきました。
その中で、実際に提案を“自社で実行しよう”と動かれた会社は、決して多くありません。
今回は、そのうちの1社のお話です。
年商25億円の卸売業グループ
A社は、年商25億円の卸売業。
利益は約5,000万円。
地域でも有力企業として知られていました。
さらに、社長個人が株主となっている兄弟会社が4社あり、グループ経営を行っていました。
つまり、
将来的に株価が大きく上がる可能性が高い会社
でした。
私が提案したのは「ホールディングス化」
目的は明確です。
“株価対策”です。
グループ全体を整理し、
・持株会社化
・組織再編(株式交換)
を行うことで、
将来の株価上昇リスクに備える提案でした。
社長は途中まで動かれました
社長も必要性は理解され、
・新会社(○○ホールディングス)設立
・一部株式の移動
までは進められました。
しかし、途中で止まりました。
理由は「300万円」
税理士、司法書士など専門家報酬として必要だった約300万円。
社長は
「そんなにかかるのか」
「今すぐやらなくてもいいだろう」
と判断されました。
そして、
プロジェクトは止まりました。
10年後
その後、ホールディング会社は放置。
最終的に、ホールディング会社は廃業。
しかし本業は順調に成長しました。
そして、
株価は約3億円から約10億円へ上昇。
つまり、
約7億円、株価が増加したのです。
多くの社長が勘違いしていること
事業承継対策は、
「困ってからやる仕事」
ではありません。
本来は、
「会社が伸びる前にやる仕事」
です。
特に成長企業ほど、
・時間
・利益蓄積
・純資産増加
によって、株価は大きく上昇します。
一番高いコストは「何もしないこと」
社長は300万円を高いと感じられました。
しかし結果として、
数億円単位の株価上昇リスク
を抱えることになりました。
もちろん、当時すべてを予測できたわけではありません。
しかし、
“動かなかった代償”
は、非常に大きかったのです。
今週の提言
多くの社長は、
「対策コスト」は気にします。
しかし、「放置コスト」は見ていません。
事業承継で本当に怖いのは、
・専門家報酬
・コンサル費用
ではありません。
“時間経過による株価上昇”
です。
社長にお伝えしたいこと
伸びる会社ほど、早く動く。
これは、事業承継の鉄則です。
ご相談ください
・株価が上がり続けている
・グループ会社が複数ある
・持株会社化を検討している
・何から始めるべきか分からない
その状態こそ、今が動くタイミングかもしれません。
事業承継は、“後でやればいい”が最も高くつくことがあります。
自社株評価・事業承継 個別相談受付中
非上場株式の評価ルール変更の可能性大!
改正前に、いや、今すぐ対策しましょう!
国税庁は表向き「公平性」と言いますが、実質は‟相続税ベースの評価が安すぎるところを是正したい“これだと思います。
よって今後3年以内に起こり得ることは・・・
銀行員28年の経験と、多数の事業承継支援実績をもとに、社長目線で分かりやすく整理し、現実的な方向性をご提案します。
初回相談(60分) 料金:3万円(税込)
会社の現状整理・課題抽出・今後の方向性助言
▶ お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。