7月8日、オンラインで事業承継をテーマにしたウェビナーの講師を務めました。
60分という限られた時間でしたが、多くの経営者の皆さまにご参加いただき、心から感謝しています。
オンラインセミナーは、会場で行う講演とは少し違います。
目の前に参加者の表情が見えるわけではありません。
「この話は伝わっているだろうか。」
「少し難しかったかな。」
そんなことを考えながら、一人でカメラに向かって話を続けます。
それでも私は、いつも一つだけ意識していることがあります。
「知識を伝えるのではなく、行動するきっかけを届けたい。」
事業承継には、正解が一つではありません。
会社の歴史も違えば、家族構成も違う。
経営者の想いも、それぞれ違います。
だからこそ、「この方法が正解です」と言い切ることはできません。
しかし、一つだけ共通して言えることがあります。
それは、
「早く考え始めた会社ほど、選択肢は広がる。」
ということです。
30年以上、この仕事に携わってきましたが、多くの経営者が口にされる言葉があります。
「もっと早く相談していれば…。」
これは、本当に多くの社長から聞いてきた言葉です。
だから私は、今回のウェビナーでも「今すぐ決断してください」とは言いませんでした。
ただ、「今日から考え始めてください」とお伝えしました。
考えることが、未来を変える第一歩だからです。
セミナーが終わった後、改めて感じました。
私の役割は、答えを押し付けることではありません。
経営者が未来を考える”きっかけ”をつくること。
そのために、これからも一人でも多くの経営者とお会いし、一緒に未来を考えていきたいと思います。
7月8日のウェビナーでご縁をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
また、どこかでお会いできる日を楽しみにしています。
第14回:画面の向こうにいた経営者の皆さんへ
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