第14回:画面の向こうにいた経営者の皆さんへ

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7月8日、オンラインで事業承継をテーマにしたウェビナーの講師を務めました。

60分という限られた時間でしたが、多くの経営者の皆さまにご参加いただき、心から感謝しています。

オンラインセミナーは、会場で行う講演とは少し違います。

目の前に参加者の表情が見えるわけではありません。

「この話は伝わっているだろうか。」

「少し難しかったかな。」

そんなことを考えながら、一人でカメラに向かって話を続けます。

それでも私は、いつも一つだけ意識していることがあります。

「知識を伝えるのではなく、行動するきっかけを届けたい。」

事業承継には、正解が一つではありません。

会社の歴史も違えば、家族構成も違う。

経営者の想いも、それぞれ違います。

だからこそ、「この方法が正解です」と言い切ることはできません。

しかし、一つだけ共通して言えることがあります。

それは、

「早く考え始めた会社ほど、選択肢は広がる。」

ということです。

30年以上、この仕事に携わってきましたが、多くの経営者が口にされる言葉があります。

「もっと早く相談していれば…。」

これは、本当に多くの社長から聞いてきた言葉です。

だから私は、今回のウェビナーでも「今すぐ決断してください」とは言いませんでした。

ただ、「今日から考え始めてください」とお伝えしました。

考えることが、未来を変える第一歩だからです。

セミナーが終わった後、改めて感じました。

私の役割は、答えを押し付けることではありません。

経営者が未来を考える”きっかけ”をつくること。

そのために、これからも一人でも多くの経営者とお会いし、一緒に未来を考えていきたいと思います。

7月8日のウェビナーでご縁をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

また、どこかでお会いできる日を楽しみにしています。