第11回:温泉で、脳と体を休める

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最近、よく通っている場所があります。

小郡市が運営している「あすてらす」の天然温泉です。

特別な旅行に行くわけではありません。
車で少し走れば行ける、ごく身近な温泉です。

しかし、この温泉がなかなか良いのです。

お湯に入ると肌がつるつるになる。

私は温泉の専門家ではありませんが、「泉質が良い」ということだけは分かります。

お風呂から上がると体が軽くなり、気持ちまでほぐれていくような気がします。

若い頃は、温泉の良さなどあまり分かりませんでした。

銀行員時代は、とにかく仕事中心の生活でした。

休みの日も仕事のことを考え、常に何かに追われていたように思います。

しかし、60歳を過ぎた頃からでしょうか。

「脳を休ませる時間」の大切さを感じるようになりました。

朝のウォーキングもそうです。

歩きながら考え事をしているようで、実は頭の中を整理している。

温泉も同じです。

湯船に浸かっていると、不思議と仕事のことを考えなくなります。

無理に考えないのではなく、自然と頭が空っぽになる。

体が温まり、心が落ち着き、脳も休まる。

そんな感覚です。

昔は、「頑張ること」が大切だと思っていました。

もちろん、それは今でも大切です。

しかし最近は、それと同じくらい、

「休むこと」も大切な能力ではないか

と思うようになりました。

車もメンテナンスが必要です。

機械も休ませなければ長持ちしません。

人間も同じです。

特に経営者は、常に判断を求められます。

だからこそ、意識的に脳と体を休ませる時間が必要なのだと思います。

私にとって、朝のウォーキングと「あすてらす」の温泉は、そのための大切な時間になっています。

おかげで最近は、以前より少しだけ穏やかに物事を考えられるようになった気がします。

これからも無理をせず、自分なりのペースで歩いていきたい。

そんなことを温泉に浸かりながら考えています。