第8回:現状維持が、一番危ない

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若い頃は、「安定」が一番大事だと思っていました。

大きな組織に所属し、毎日真面目に働き、少しずつ昇進していく。
それが“正しい人生”だと思っていたのです。

実際、昔はそれでよかった時代もありました。

景気も右肩上がり。
人口も増える。
頑張れば会社も成長する。

昨日と同じことを続けていても、未来はある程度見えていました。

しかし今は、時代が大きく変わりました。

少子高齢化。
人口減少。
物価高。
人手不足。

地方企業を取り巻く環境は、年々厳しくなっています。

にもかかわらず、多くの人は「今まで通り」を続けようとします。

変わるのは怖い。
新しいことは不安。
できれば現状維持でいきたい。

私自身も、昔はそうでした。

しかし、40歳で大きな病気を経験し、その考えは変わりました。

人生は、突然変わる。

昨日まで当たり前だったものが、明日も続く保証はない。

そう痛感したのです。

さらに、その後の銀行合併でも感じました。

組織も、時代も、永遠ではない。

変わらないように見えるものほど、ある日突然、大きく変わることがある。

だからこそ今、強く思うのです。

現状維持が、一番危ない。

人も、会社も、止まった瞬間から少しずつ弱っていく。

もちろん、むやみにリスクを取ればいいわけではありません。

しかし、「変わらない」という選択も、実は大きなリスクなのだと思います。

51歳で独立したとき、多くの不安がありました。

それでも挑戦する道を選びました。

なぜなら、「このままで終わりたくない」と思ったからです。

弊社Cブリッジの“C”には、
「Challenge(挑戦)」という意味を込めています。

年齢に関係なく、一歩踏み出す。
変化を恐れず、前へ進む。

それが、自分自身への覚悟でもあります。

62歳になった今も、まだ挑戦の途中です。

人生は、動き続ける限り、変えられる。

私はそう信じています。